2−1 電源投入

制御盤内の漏電遮断器をONしてください。タッチパネルがONし、手動選択の状態になります。
2−2 原点復帰
原点復帰は手動選択モードのみ動作します。自動運転での製品製作途中でなければ、巻芯が原点位置まで回転し、セパレータニップローラーが下降します。自動運転製品製作途中の状態では、原点復帰スイッチを押しても動作しません。製品製作途中で原点復帰したい場合には、自動選択モードの動作キャンセルスイッチ(後述)を使用して全ての動作をリセットしてください。
2−3 セパレータのセット
セパレータリールの大きいナットを緩めて、セパレータをセットした後、ナットを締めてセパレータを締めてセパレータを固定します。
2−4 走行位置の調整

本機では、電極の走行位置を47.5mmにしています。電極の走行位置は45〜48mmの範囲で調整可能です。ご使用になる部材のスペックに合わせて走行位置を決めます。セパレータの走行位置は、小さいナットでリール全体を前後させて決定します。セパレータの位置を調整した時、及びセパレータをセットし直しときには、必ずセパレターだけを手動で巻いて走行位置を合わせてください。手動で巻き取る際にニップローラーを降下したままにしておくと、上下の周差によりしわになりますので、セパレータが巻芯から外れない状態になったら、ニップローラーは上昇させて下さい。
2−5 機種選択とデータ設定

本機では巻取りに必要なデータを10機種分登録することができます。最初にデータを登録したいバンクを選択し、画面をデータ設定に切り替えます。
1)機種名
機種名を8桁の数字で設定します。
2)挿入モード
電極を順次に挿入するか、同時に挿入するかを選択します。
3)セパ巻
最初にセパレータだけを巻き付ける回転数を入力します。
4)先行巻
順次挿入選択時、先行する電極を巻く回転数を入力します。同時挿入選択時はこの回転数は無視されます。
5)全長巻
2枚の電極を挿入してからの回転数を入力します。
6)速度
巻取り速度を入力します。最高速度はモータカタログ上250rpmとなりますが、巻取り時のテンションの関係等から実際の最高速度はこれより低下します。
7)JOG速度

本機では設定は不要です。数値が入力されていても実際は使用されません。それぞれの数値の入力はテンキーによって行います。全てのデータを入力後、機種選択画面に戻り、同じバンクのスイッチを押して登録完了です。このとき入力前と違うバンクのスイッチを押してしまうと、入力したデータが全て消えてしまうので注意してください。機種選択の切換、及びデータの登録は、どちらもバンクスイッチと確定スイッチの2点押しです。
2−5 自動運転
1)セパレータセット

セパレータニップローラーのハンドルで、セパレータを送り軸側巻芯の下を通し折り返します。その上から外側巻芯で挟み込みます。セパレータセット後フットスイッチを1秒以上押します。
2)先行巻
先行する電極をセットし、フットスイッチを押し、電極の先端を固定します。この時1秒以上押したままにすると巻取りまで開始してしまうので、フットスイッチは1秒以内にしてください。電極の位置を再調整したい場合はタッチパネルのニップ解除を1秒以上押すとセパレータニップローラーが上昇します。調整後再度フットスイッチを押し先端を固定します。テンションローラーで電極を挟みテンションをかけた後、フットスイッチを1秒以上押します。先行量分巻取ります。同時挿入の場合はこの動作は省略されます。
3)巻取り

2枚の電極をセットし、フットスイッチを押し、電極の先端を固定します。この時1秒以上押したままにすると巻取りまで開始してしまうので、フットスイッチは1秒以内に放してください。電極の位置を再調整したい場合はタッチパネルのニップ解除を1秒以上押すとセパレータニップローラーが上昇します。調整後再度フットスイッチを押し先端を固定しますテンションローラーで電極を挟みテンションをかけた後、フットスイッチを1秒以上押します。設定した巻取り量を巻取ります。巻取り後はセパレータニップローラーは降りた状態になります。
4)テープ貼付
タッチローラーを接触させた後セパレータをカットします。カットした端面に巻止めテープを付け、フットスイッチを1秒以上押します。巻芯が回転しテープが貼付されます。
巻芯幅70mmの場合回転幅が大きいため、タッチローラーを接触させ回転するとはじかれてしまいテープ貼付ができません。そのため巻取り後タッチロールを接触させセパレータをカットし、そのまま手動でテープを貼付してください。
5)原点復帰
フットスイッチを1秒以上押して巻芯を原点復帰します。巻芯幅70mmの場合はテープ貼付の回転が残っているのでもう1度この動作を行います。原点復帰終了後、巻芯を開放して、ワークを取出します。
6)動作キャンセル
自動運転中に何らかの理由で手動モードに切り替えた場合、自動モードに戻してフットスイッチを1秒以上押すと、モードを切り替える直前の動作から引き続き運転できます。
動作途中のワークを廃棄して、新たに動作を開始したい場合には、動作キャンセルスイッチを使用して記憶している動作をクリアしてください。
自動運転を開始すると、動作キャンセルスイッチが点滅します。点滅中にこのスイッチを1秒間押し続けると、ランプが消灯し、動作がクリアされます。 |